いなやまBLOG

2013年6月21日 金曜日

人工関節への感染について

こんにちは。

いなやま歯科のいなやまです。

患者さんで人工関節置換術を施行される方がいらっしゃいました。

しかし、抜歯をしなくてはいけない状況でしたので抜歯をしたために手術延期となってしまいました。


関節と抜歯には関連がないように感じるかもしれませんが、歯を抜くことで細菌が血液中へと入り込む

   thunder菌血症thunder


という状態になり、血の中に入った菌が人工関節にくっつくと感染が起こる可能性があるとのこと。

これは手術時だけではなく、術後も感染リスクとして注意しなければならないそうです。


では、手術に際して歯を抜かなければよいのでは、と思う人もいるかもしれません。

菌血症になるのは、抜歯だけではありません。

献血の時のアンケートに、"前日に歯石をとりませんでしたか?"という項目がありますよね。

これからわかるように、歯石を取ったり、通常の歯科治療でも菌血症をすぐに引き起こしてしまいます。

さらに言うと・・・・


咀嚼(つまり食事をする)だけで38%の確立で菌血症になります。
普通の人の場合なので、

むし歯だらけの口の中の人や、

歯周病で歯肉が腫れてぶよぶよな人では、

おそらくもっともっと高確率で菌血症shockになるでしょう。


整形外科領域の手術だけではありませんが、

口の中をきれいな状況に維持することは、大切なことだとわかって頂けると

凄くうれしいです。

もし手術計画予定ある方は、歯科受診をお勧めいたします。






投稿者 院長 稲山 雅治

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